過ごし方 青丹よし奈良
青丹よし 奈良の春
春の陽と、芽吹き
暖かな陽射しで、草木が目を覚ます春。
桜や藤、さまざまな花たちが人々の目を楽しませるとともに、伝統の祭事が新しい季節の訪れを告げます。
美しい花御堂に、春を感じて
仏生会/興福寺 南円堂
南円堂前にさまざまな花で飾った花御堂をつくり、釈迦誕生仏を安置して甘茶を注ぎ、釈迦の誕生を祝います。 当日は、甘茶の接待もあります。
お釈迦様にかける甘茶は、アムリタ(神酒)に通じるとされ、飲むと体に大変よいとされています。
【日程】4月8日
【会場】興福寺 南円堂前庭
【アクセス】ホテルから徒歩で約8分
咲き誇る、季節の花々
奈良の花名所
春から夏へ。たくさんの花々が咲き誇るとき。
色鮮やかに彩られる古都は見ごたえ十分です。
そんな春に訪れたい「花の名所」をご紹介。
花の見ごろをリサーチ!
奈良県公式観光サイト「あをによし」なら旅ネットでは、月・地域別の開花カレンダーを掲載しています。
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
吉野山
約三万本が咲き誇る、日本屈指の桜名所。
「一目千本」の山桜は圧巻。
【開花時期】4月上旬~下旬
【アクセス】ホテルから車で約1時間30分
郡山城跡
天正時代より受けつがれた「御殿桜」。
“さくらの名所100選”にも選出。
【開花時期】3月下旬~4月上旬
【アクセス】ホテルから車で約25分
桜の開花に合わせて"大和郡山お城まつり"を開催。
期間中、18時~21時は夜桜がライトアップされます。
春日大社
二十品種、二百本を植栽した藤の園。
大きく垂れる「砂ずりの藤」は必見。
【開花時期】4月下旬~5月上旬
【アクセス】ホテルから徒歩で約20分
長谷寺
豊かに花がつく、二千株の「紫陽花」。
水無月の情緒あふれる風景を。
【開花時期】6月中旬~7月中旬
【アクセス】ホテルから車で約60分
ひらり舞う、ハートのうちわ
中興忌梵網会/唐招提寺
中興の高僧、覚盛が蚊を叩こうとした弟子に「不殺生を守りなさい」と言ったと伝えられ、その徳をたたえて蚊を払ううちわを供えるようになったのが始まりです。参拝者に配布するうちわは病魔退散や魔除けのご利益があるとされています。
【日程】5月19日
【会場】唐招提寺
【アクセス】ホテルから車で約20分
うちわまきにご参加される方へ
午前9時から先着400人に参加券を配布し、午後3時から400本限定で国宝の鼓楼から撒かれます。配布の1,000本は14:30までに抽選券を配布し、「うちわまき」終了後に当選者を発表します。
4月/5月/6月 行事・イベントスケジュール
春の長期行事
3月1日~5月31日 春期特別公開/不退寺
3月1日~5月31日 春の寺宝展/安倍文殊院
3月18日~6月30日 春季特別拝観・春季特別寺宝展/長谷寺
4月1日~6月10日 国史跡 名勝庭園 特別公開/法華寺
4月
5日 | 水谷神社鎮花祭/春日大社 |
---|---|
8日 | 修二会/新薬師寺 |
8日 | 仏生会/興福寺 |
13日 | 十三参/弘仁寺 |
17日 | 放生会/興福寺 |
19日 | 饅頭まつり/林神社(漢國神社) |
21日 | 正御影供/大安寺 |
25日 | 文殊会/興福寺 |
5月
1日 | 氷献灯/氷室神社 |
---|---|
2日 | 聖武天皇祭/東大寺 |
3日 | 山陵祭/佐保山御陵 |
5日 | 菖蒲祭/春日大社 |
10日 | 献茶祭/春日大社 |
14日 | 中将姫ご縁日/當麻寺 |
6月
13日 | 黄金ちまき会式/弘仁寺 |
---|---|
15日 | 青葉祭(弘法大師誕生法要)/大安寺 |
17日 | 三枝祭/率川神社 |
23日 | 竹供養(癌封じ夏祭り)/大安寺 |
25日 | 誕生祭と鷽替神事/菅原天満宮 |
新薬師寺/修二会
本尊薬師如来に罪を懺悔し、天下泰平を祈る行法。東大寺一山出仕で、17時から日中法要。19時からは11本の松明に先導され僧侶が入堂、火の粉を散らしながら進む様子をご覧いただけます。法要内容は、散華、導師の祈り、神名帳などです。
氷室神社/氷献灯
710年、春日山の麓に氷室を設けて神を祭ったことに由来する伝統行事で毎月開催されています。全国の製氷販売業者が、花氷や氷柱を奉献。 日程は神社のHPでご確認ください。
法華寺/国史跡 名勝庭園特別公開
大和三門跡に数えられる尼寺、法華寺。その庭は御所の庭を客殿とともに移築したと伝えられ、毎年春には奥書院の南にある池を中心とする名勝庭園でカキツバタをご覧いただけます。公開日は4/1~6/10。
アーカイブ
2024年(61)
2023年(28)
2022年(21)
2021年(4)
2020年(6)
2019年(2)
2018年(5)
2017年(2)
2016年(4)