過ごし方 青丹よし奈良
青丹よし 奈良の冬
冬日和、奈良びより
盆地に位置する奈良の冬は冷え込みますが、晴天率が高く、ゆっくりと観光をお楽しみいただける時期です。
温かい服装でお越しください。
一年を締めくくる伝統行事
お身拭い/薬師寺
新年を迎えるにあたり、仏さまのほこりを掃う行事です。
午前中にお正月用のお餅をつき、その時に使用したお湯を使って僧侶が仏さまの御体を浄布で拭き清めます。
金堂薬師如来像・日光菩薩像・月光菩薩像のお身拭い後は大講堂、東院堂など各諸堂でも引き続きお身拭いが行なわれます。
薬師寺青年衆として全国からご奉仕の学生が集まり、 僧侶のお手伝いをします。
【日程】 12月29日
【場所】 薬師寺 白鳳伽藍金堂内
【時間】 13:00~
【アクセス】 ホテルから車で約25分
大鐘の音で迎える新年
除夜の鐘/東大寺
天平勝宝4年(752年)に鋳造されたといわれるた大きな梵鐘(釣鐘)をつく音が新年の夜に響きます。
除夜の鐘つきは一般の方のご参加が可能です(先着順)。
【日時】1月1日 0時~
【場所】 東大寺鐘楼
【アクセス】 ホテルからタクシーと徒歩で約15分
東大寺の「大鐘(おおがね)」
東大寺の梵鐘は、総高3.86m、口径2.71m、重量26.3t。撞木はケヤキ造りで、長さ4.48m、直径30cm、重さ180kg、金具を入れると約200kgもあります。東大寺では大鐘(おおがね)と呼んでいます。
東大寺 「除夜の鐘つき」 に参加を希望される方へ
先着順です。長い撞木に8本の小綱を付け、8名ほどが一組で綱をひきます。800人余りの方が参加できますが、人数分の記念の印刷物を用意しており、印刷物の配布が終わったところが順番待ちの最後尾となります。
印刷物の配布時間:12月31日 22:30頃~(予定)
※前後する場合があります
見逃せない!感動の瞬間
若草山焼き
若草山は奈良公園の東に位置する標高342mの山です。
山焼きの起源は諸説ありますが、江戸時代以前から行われ、明治以降に正式な行事になりました。
【日程】 1月の第4土曜日
【場所】 奈良公園内 若草山一帯
【時間】 18:15~花火、18:30~山焼き
【アクセス】 奈良公園一帯からご覧いただけます
※点火不能の場合は延期
節分万燈籠/春日大社
燈籠の多くは平安末期より、家内安全、商売繁盛等の願いをこめて広く国民から寄進されたものです。浄火を献じて祈願をするイベントで、約3000基の燈籠が灯ります。
【日程】 節分の日
【場所】 春日大社
【時間】 18:00頃~点灯 / 20:30頃閉門
【アクセス】 ホテルから車で約7分、徒歩で約20分
12月/1月/2月/3月 行事スケジュール
12月~3月の長期行事
2月中旬~3月中旬 盆梅展/菅原天満宮
3月1日~14日 修二会/東大寺二月堂
3月25日~3月31日 花会式/薬師寺
12月
14日 | 仏名会/東大寺二月堂 |
---|---|
15日 | お身拭い/唐招提寺 |
15~18日 | 春日若宮おん祭/春日大社 |
22日 | 冬至祭(中風封じ祈祷)/正暦寺 |
29日 | お身拭い/薬師寺 |
31日 | 大祓式/春日大社 |
1月
1日 | 東大寺大仏殿 無料参拝 |
---|---|
1~3日 | 修正会吉祥悔過法要 /薬師寺 |
3日 | 神楽始式/春日大社 |
7日 | 修正会/東大寺大仏殿 |
11日 | 舞楽始式/春日大社 |
15日 | 新春大茶盛式/西大寺 |
23日 | がん封じ・ささ酒祭り/大安寺 |
28日 | 若草山焼き/奈良公園若草山 |
2月
節分の日 | 節分万燈籠/春日大社 |
---|---|
3日 | 節分柴燈護摩会/元興寺 |
3日 | 節分(豆まき)/東大寺二月堂 |
3日 | 節分会 開運星まつり/大安寺 |
15日 | 涅槃会/興福寺 |
25日 | おんだ祭/菅原天満宮 |
3月
9日 | 人形供養/正暦寺 |
---|---|
13日 | 春日祭(申祭)/春日大社 |
15日 | 御田植神事/春日大社 |
春分の日 | 筆祭り/菅原天満宮 |
がん封じ・ささ酒祭り/大安寺
若いころ、暫し大安寺に詣で、林間酒を温めた風流を楽しまれたという光仁天皇。効あって健康長寿を保たれ、62歳で皇位につかれたとされる天皇の逸話に因んだ行事です。ガン封じの祈祷が行われ、笹酒の接待がおこなわれ、多くの人々が集まります。
盆梅展/菅原天満宮
「東風(こち)ふかば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と詠んだのは、菅原道真公が大宰府に赴任したとき。道真公生誕の地とされる 菅原家発祥の菅原の里で行なわれる「盆梅展」。丹誠込めて育てられた古木や巨木からふくよかな梅の芳香が一足早い春を告げます。
修二会/東大寺二月堂
天平勝宝4年に創始され、1260年以上一度も絶えることなく続く行事です。観音さまにお供えする「お香水」を井戸から汲み上げる儀式から「お水取り」とも呼ばれ、本行中は毎夜、この行を勤める練行衆の道明かりとして大きな松明に火が灯されます。
※3/12のお松明は非常に混雑し、待ち時間が大変長くなります。
※混雑状況により「お松明」を見れない場合がございます。
アーカイブ
2024年(48)
2023年(29)
2022年(21)
2021年(4)
2020年(6)
2019年(2)
2018年(5)
2017年(2)
2016年(4)